technical#技術紹介

タイヤとホイールを分解＆組付けをする際、ホイールに付いているバルブ（空気注入口）
の位置が、大変重要になります。
それは、タイヤとバルブ（空気注入口）の干渉を避け、お互いがお互いを損傷し合わない
ように繊細な感性による緻密な作業が求められる工程だからです。
このような、地味でささいな事に思われる心遣いの積み重ねが、

ジニアスの考えるプロの仕事です。

タイヤの取外し＆取付けを行うには、必ず ”ジャッキアップ” という
作業がともないます。
”ジャッキアップ” とは、車体の指定箇所にジャッキまたは、リフトを据えて車体を
持ち上げ、タイヤを地面から浮かせる作業です。
その際、車体の指定箇所が大変重要となります。しかし、車によって指定箇所が、
バラバラで形状もバラバラなので解りづらいのが、現状です。
もしも、指定箇所以外で ”ジャッキアップ” をしたとすると、車体が歪んだり、
最悪、ドアが開かなくなったりします。
このような、危険性を回避するためにも、正確な ”ジャッキアップ”が必要です。

また、タイヤを取付ける際に、取付けナットまたはボルトを、締付ける力のことを "トルク" といいます。
この "トルク" を均一かつ、一定値以上（車ごとに規定値有り）に管理しなければなりません。
なぜならば、近年 社会問題にもなった自動車のタイヤが運転中に外れる、いわゆる「脱輪事故」
の原因のひとつとして "トルク" の管理不足があげられています。
この "トルク" の管理こそが、 みんなの生命の管理 にもつながっています。
重要かつ正確を期さなければならない作業ですので、一つ一つの取付けナット、またはボルトの
"トルク" の管理を手作業で確実に行う事こそが、

ジニアスの考えるプロの "トルク" 管理 です。